1:コペンハーゲン空港の床は全てフローリングだ
デンマーク
SK−984便は北海道に向かい稚内から日本海へ高度は10000mかな、ハバロフスクを通過して、ロシヤ上空を北に上がり、北緯72度付近で西に向かう。
機内の表示を眺めているとスカンジナビア半島の縁に出て、高度を12000mまで上昇して、南下しだした。
ベルゲン付近から着陸地のコペンハーゲンへ。現地時間は午後6時を回っていた。
なんと出発便が2時間遅れるとの事で、昼食用の食券が渡された。
腹一杯に昼食を済ませいざ出発。13時50分発進して11時間の空の旅が始まる。
さっき昼飯はただなので沢山食べてしまった。気流が安定すると、ちっちゃなおつまみと飲み物が配られる。すぐに昼食となる。
ツアー席用のコンパクト食で、鶏肉のソテー、ご飯、寿司それに水とケーキの組合せ、取りあえず完食する。
少し北欧に近づいた頃におにぎりとハムサンドだ。これを食べ終わると、今度は軽食である。えーデッかなハムサンド蕎麦とフルーツであるが、暇なのでこれも完食した。
やっと到着して、北欧旅行の第一歩の記念すべき時が来たが、ボーディングブリッチが接続されないで、約30分の待ちになる。これなら食券が出るだろうと期待した。
エンジンが停止したので空調も止まり、次第に機内は蒸し暑くなってきた。
北欧は涼しいところだろうが耐えきれない暑さだ。エンジンが動いて別のブリッジに移動して出られたが、空港設備の故障なので食券は出ないらしい。残念だ。
明日の出発が気になるが予感は的中するだろうか。
ほとんどの空港はカーペットを敷き詰めているが、さすが北欧の国、デンマーク・コペンハーゲン空港だ。
木の床材が一面に敷かれ、応接室に居るような感じだ。
土足で歩いていいのだろうか。スリッパを履かないで歩くと怒られそうだ。
空港近くのホテルは室内プールを備えているが、部屋は狭く、壁掛けの液晶テレビから初めて聞く外国語が流れていた。