4:西日が暑いオスロの街に

ノルウェー



 昨日のバスが待機していてオスロまで5時間の大移動が始まる。

 

 渡し船乗り場近くまで戻りオスロに向かう道に出たいが、大型の特殊車両がいて木の伐採をやっている。バスがやっと通れる狭い道で、終わるまでは停車だ。

 

 世界最長のラルダールトンネル(24.5km)が待っていた。事故防止の工夫があり、照明が変わったり、途中に休憩箇所がある。

 通過に20分以上かかっただろうか。



ヴォーリング滝

草で葺いた小屋

伸びた草は羊が喰べる

ルピナスが路地に咲いている

木造の教会



 山を登り、氷上の道路を走る。うす青い水たまりと残雪が続いていた。

 山を下ると道の脇にフィヨルドになり損ねた湖が点在。途中のゴルで昼食、塩味の鳥のもも肉だった。

 

 「・・さん。」と呼び出しがあり、ホテルから財布があるから駅に来てください。とのこと。近くの駅から列車で取りにいったようだ。



 ホテルを出たのが9時で、途中で伐採待ちや滝の見学、昼食などを含めると7時間近いドライブでオスロに午後4時に到着した。

 

 直ちに市内観光を開始だ。

 

 発掘されたバイキング船の見学、この博物館周辺は高級住宅地で王家の住まいがあり、スキージャンプ場が見えるところだ。

 

 でも、とにかく暑い。



ヴェーゲラン彫刻公園

巨大な彫刻公園で裸像だらけ

 

大人気の「おこりんぼ」像

一人の彫刻家が原型を創り業者が加工した


 子供から老人まで、男女を問わず全てすっぽんぽんで原寸大だ。作者は一人だけで数百人のモデルの人たちは寒くなかったかな。原型は粘土で。完成すると職人がブロンズ像や石像に作り変えたとか。


 ホテルの横を市電が走っていて、西日で暑くなった部屋は

昨夜のホテルと比較できない狭さだ。

 王宮が近くなので、夕食後の散歩探索に出発、王宮に垣根も無い。ふさふさの黒い毛飾りを付けた衛兵が交代する時だった。

 丘の上から市街地に下る。ここも観光客なのか人であふれていた。



 明日は4時半にモーニングコールで、6時に出発します。

朝食は用意していますので、冷蔵庫に入れて明日食べてください。と添乗員からリンゴとジュースにサンドイッチが渡された。スエーデン・ストックホルムまで飛行機移動だ。

 外は明るいが寝ましょ。

今度こそ食券が出ないで予定どうりの飛行になるだろうな。