6:中国はこれからも発展する国だ


 孫悟空が登場して大活躍する「西遊記」はラジオの徳川夢声の話に夢中になったり、テレビでは堺正章の孫悟空と夏目雅子の三蔵法師が有名であり、その後も漫画やテレビではドリフターズの人形劇が笑いを添えていた。

 

 西遊記の原本は三蔵法師達が天竺(インド)に経典を探しに行く長編冒険物語で1504年に中国で作られ、京劇などで演じられ、今はバトルゲームなどに応用されている。

 

 実際には玄奘三蔵が630年ごろに、インドへの旅を「大唐西域記」に書いたものとされる。見聞録は訪れた場所の詳細な情報をまとめたもので、これを基に900年後に西遊記が描かれたのだ。

 

 大唐西域記は玄奘三蔵が訪問した110カ国に加え、伝え聞いた44カ国について城などの事を書いている。



 洗浄便座は見ることがなく相変わらず暗く、不潔感が漂っていた。腰掛け便座はホテルか高速電車、空港の一部だけだった。

 仕切り壁やドアーはついていたが、ドアーの扉に鍵がなく開いてしまうときは、同行者の協力がいる。ドアの方を向いて手で押さえて利用するのが正式かも。

 

 便座は床にペタンと取り付いた金隠しのない便座で、水が溜まっているところにお尻を向けましょう。

トイレットペーパーは個室にはなく、便所の入口に太巻きの紙があり、必要量を予測して持ち込まないと問題が発生してからでは遅い。紙は持参することだね。

 

また、使用済みの紙は便器近くのゴミ箱に入れる方式で水に流せない。日本の山小屋方式だ。

 

 洗浄便座に慣れてしまった日本人たちへ、出口が気になる方は携帯用の洗浄機を持参して洗うと良い。



 日本のホテルで中国人旅行者がポットを持参してコーヒーなどをそれに注いでいて不思議だったが、中国では多くの人がポットを持っていて、空港などでは大型の給湯器があり、お湯を提供していた。また飛行機内でもCAがポットに飲料を注いでくれる。

 中国茶はお湯を追加しても味は変わらないのが原因かも。

 

 乾燥している中国中央部の砂漠地帯では水分補給が大事でポットにお湯を補給して持参するのが当然だと気付いたが、水よりもお湯を飲むのが体に良いとか。

 

 冷たい飲料が道端の自動販売機でいつでも購入できる日本とは違うなあ。



 日本で中国人たちが整列して待っているのに割り込んでくることがある。

中国では保安上、空港や駅などを利用するときに内部混乱を避けるために入口付近で入場を制限していて人の集中があったが、内部ではある程度順番に従っていた。

 

 人の多い国で周りを気にして順列していては取り残されることがあり、我先に

入り込む必要が割り込み文化なのだろうか。負けずに割り込みましょう。



 中国の元が通貨単位で表記には¥符号があり日本の円と間違えやすい。

全て紙幣であり、コインは発行されていない。

 

 また、100元以下の紙幣は偽札があるので、スマホでのネット払いが多く、QRコード表をかざすと支払われる仕組みだ。



これで中国の旅は終わりです。