7:絶景の中を氷河特急はループ橋を渡りイタリアへ
サンモリッツ駅前
湖のほとりを小さな魚を視ながら駅まで散歩、ベルニナ鉄道でディアヴォレッツァ展望台を目指す。トランクは別便でチューリッヒに送られるので、またザックのお世話になる。
サンモリッツの駅に全員集合するはずが一組だけホテルに戻ったとの連絡があり、ベルニナ鉄道の切符をトランクに詰めてホテルに置き忘れたようだ。
ツアーの初日に切符を紛失した夫婦だった。大汗をふきふき戻った二人に拍手が起こった。
ディアヴォレッツァ展望台からピツベルニナの主峰とペルス氷河が間近に
氷河から生まれた水はドナウ河とライン河になります
ペルス氷河ですね
山頂レスランの磨かれた窓ガラス
モー帰るんですか
車窓から見えたパリュー氷河
ベルニナ鉄道100周年記念
氷河特急専用ワイングラス
山羊の剥製の頭部を取り付けた車内販売カートで売りに来た。
ここだけ、今だけの限定品が目に止まったが、一番安い鉄道開設100年記念バッチは品切れだ。さすが世界の旅人に売りつけている販売員は「次の駅で手配するので注文して」との誘いの言葉に乗ってしまった。
傾斜する車内でも使えるワイングラスを買ってしまった。机を斜めに傾けて氷河特急を思い出しながらワインを飲もうか。
線路が道路の中央になり、氷河特急が走ると、車が後をついて来た。
イタリアのティラノが終点でチューリヒに戻るため牽引する電気機関車を入れ替えるわずかな時間でイタリア見学。
車内で食べたイタリア産のマリゲリータピザは素朴で旨かった。
小さなカーテンがあるだけで暑い車内
高度差10mのループのブルージオ橋です
絶景を写すために右や左の窓へ大移動
アルプスの少女ハイジの家がありますよ。と言われて遠くに目をやる。
丘の中腹の家がモデルのハイジの家で観光客が訪れるらしいです。
駅近くの便利なホテル
食べ過ぎたスイスの晩餐
リマト川の夜景
繁華街はどの国も同じだね
繁華街を散策したが、飲み屋街は大声の客であふれていた。安全とじっくり食べられる場所はホテルだと気付き、戻る。
食事を共にした老夫婦とで、食事と楽しい会話を楽しんだ。この夫婦が何時も問題を起こしていたのだった。ロープウェイで切符を紛失したり、乗車券をトランクに詰めて、ホテルとサンモリッツ駅を大慌てで往復した本人達だった。
後日談になるがこの人たちはさらにパスポートを置き忘れて帰国できなくなり、しかも再発行する役所が土日はお休みで、結局は自費で滞在したあげくに帰りの飛行機賃を払ったようだ。
夕食のときは大事にパスポート入りのカンガルーバックを抱えていたので、それを忘れたと勘違いした模様だが、バックは盗まれていたようで既に遅し。
ホテルの近くのCOOPに残り少ない残金でお土産を買いに出かける。
スイスらしい救助犬のオモチャと日本では見かけない塩を買う。
味付きの塩でケース買していた旅行者がいた。