6:ゆっくり走る氷河特急で8時間の大移動
連日、11時過ぎに寝て、6時に起こされる、健康的な生活パターン?
今日は氷河特急でサンモリッツまで8時間は揺られることになりそうだ。
クルムホテル前の駅からすぐ次のローテンボーデン駅で下車して、坂を下ると池があり、マッターホルンが池に映っていた。
列車待ちで駅前の岩山に挑戦してアルピニスト気分に浸る人がいた。
もうマッターホルンの姿に飽きたのかカメラを向ける人はいなくなった。
リッフェルゼーの湖面は風もなくて鏡になっている
帽子を置き忘れたよ
ツェルマットからは氷河特急に乗り換えるが、時間は僅か9分間だけと言われていたので、急いで下車したお陰で帽子を置き忘れる。
実際の待ち時間はたっぷりあったが、肝心の荷物がホテルから届いていない。土気色に替わった添乗員さんは慌てて電話し出した。
カランカランとカウベルが聞こえて、ツェルマットの駅前を通り放牧場に向かうヤギの行進だ。
添乗員さんが発車時刻を1時間も勘違いしたお陰で見られた貴重な場面だった。
氷河特急でスイスの西側から東側のサンモリッツまで8時間の長旅だ。
名前ばかりの特急の鈍行列車。氷河が見えたのは一瞬であり、森に囲まれた中を進んでいた。乗り飽きるし、写真を撮る景色もない状態と昼寝が続いた。
車内は景色を見せるためか天井までガラス張りだが強い日差しで車内は暑くなり、氷河でなく温室特急だぞ。
やっと涼しいサンモリッツに到着した。運動不足解消で駅からホテルまでは湖畔の道を歩く。
湖畔から坂道をわずかばかり登りホテルに到着した。
山岳ホテルとは違い都会風のホテルだが、経営者交代のため?スムースにことは運べず、備品が無いやらで大騒ぎだ。
パン屋さんとピザ屋さんを併設しているホテルで、連絡通路でお店に行き、ピザと生キノコのサラダを食したが、旨かった。