7:早起きして空港にいったが、豪雨で足止めに
早起きして紙袋に入った堅いビスケットを朝食代わりに食べて、ローマ空港へ。
出発時刻は10時なのに何で早起きしたのだろう。と疑問だったが、沢山の土産を免税で買った人達の手続きにかなりの時間を要した。
免税証明書が有ると、現金の返還があるので列を作り、それで待たされた。さらに金持ちの人たちは余ったお金で次々と買い込んでいる姿があった。
ローマを出て1時間ほどでミラノ空港に着陸した。ここはイタリアでも大きな空港で有名なお店が並び、香水のにおいが通路に漂っていた。
残り金で買い物しょうと思ったが、我々は免税にならない小さな縫いぐるみを買っただけだ。
ここはアリタリア航空の本拠地であり、座り心地の良いイスで、飲み放題、食べ放題のラウンジが使えるのだ。
広いガラス窓のむこうに、滑走路へ次々に飛行機が着陸し、飛び立っていた。
ビールを飲んだりして出発までの長い時間を待っていたが。空模様が怪しい、暗くなり雨、滑走路が見えない、閃光だ、雷鳴が轟いた。
雨がガラス窓をたたきゴウゴウと大きな音になり、ついにヒョウまで降り出した。豪雨が通り過ぎるまで長い時間が経過したが暗い空のままだ。
同行した老夫婦とのくだらない会話は続き、待ち時間は飽きなかった。
それといつでも飲めるビールとワイン、それに数種類の食べ物で、お腹は満たされ続けていた。
やっと成田行きの出発が決まった。4時間遅れだ。
連絡通路が先ほどの豪雨で水浸しだ。掃除していない、やっぱりここはイタリアだ。
ロビーで待っていた人達は疲れ切ってたが、これからまた10時間の飛行だ。